山と愛蘭土 ☘ Sliabh & Éire ☘

山の歴史やアイルランドの文化を綴っていきます

日本では飲めないレッドエール Smithwick's :お題スロット「好きなビール」【ブログチャレンジ初級編】

訂正:ビールの説明で、上面発酵と下面発酵が反対になっていました。失礼しました。

間にアイルランドのお祭りの記事挟みましたが、昨日からのブログチャレンジ初級編の続きです。

残るは、あと6つです。

  • 「お題スロットを回して記事を投稿する」
  • 「月間PV100達成」
  • 「10個のブログの読者になる」
  • 「ブログを5日継続」
  • 「月間PV1000」
  • 「20個のブログの読者になる」

月間PV100は公開頻度を上げれば何とかなりそうだけど、今の私には1000は無理ゲーですw まあコツコツとブログ続けて、いつかは!という感じです……

今回は、「お題スロット」と「ブログ5日継続」のクリアを目指します。

 

「お題スロット」を何回か回すと、

お題「好きなビール」

おお、これなら書ける!ということで、ビールです!

というか、また?(-_-) いつもの記事と変わらない?w 

ギネスビールが「好きなビール」?

 お酒好きな私はブログを始めてからこれまで、何度かお酒の話をしてきましたが(汗、

 

cashel.hatenablog.com

cashel.hatenablog.com

 

その中でよく出てくる黒ビール、スタウトの代表格「ギネスビール」

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ギネスには、日本でよく飲まれている黄色いラガービールとは違った特徴があります。

  • 注がれた直後の泡が落ち着くまで、こげ茶色のきめ細かい泡がサーっとグラスの上に上昇していく見た目(これを待つ時間が良い)
  • ローストされた麦芽の香ばしく、ずっしりとした重めの味わい
  • 一口すすった後にできる白い口ひげw

これらは、ギネスでないと経験できないものです。

パブで飲むギネスは缶のギネスと違って、酸味も無くまろやかで飲みやすいです。特にアイルランドで飲む新鮮なギネスは、苦みがほとんどありません!(+日本の半額!)

 

『一番』好きなビール=Smithwick's

 日本のパブに行くと私はギネスをよく飲みます。ギネスは美味しく嫌いではないです。ですが、私の「一番」好きなビールではありません!(他の人にはどうでもいいw)

それよりも「大好き」なビールが、アイルランドにあるのです!(ほんとにどうでも…)

それは、、、(知らないふりしてw)

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Smitthwick's !!!

(Smithwick's ウェブサイト:https://www.smithwicks.com/

あら、興奮してtが一つ多かったw すみません、Smithwick's です。

読み方は「スミスィックス」ではなく「スミスィックス」です。綴り後半 wickの " w " は読みません。

このビール、たぶんアイルランドでしか飲めません(Wikipediaをみると、フランスとカナダに輸出されているようですが、少なくとも日本で見たことないです)。

Smithwick's は日本では飲めないビール

Smithwick's は、日本でよく飲まれている「上面発酵下面発酵」の喉越し重視のラガータイプと異なり、スタウトのギネスと同じく味わって飲む「下面発酵上面発酵」の「レッドエール」です。

訂正:「上面発酵」と「下面発酵」逆でした、すみません!(>_<) 正しくは、『ラガー系は「下面発酵」で、エール系は「上面発酵」です』。また、一般的に下面発酵は発酵温度が低く、上面発酵は発酵温度が高いです。発酵温度付近で飲むと美味しいとも言われます。上下左右たまに間違えます。失礼しました。

重いギネスよりも泡は大きめで、エール系のフルーティさは保ちつつ、飲み口はギネスよりあっさり、どちらかというと辛口で、飲みやすいビールです。つまり、ラガーとエールの良いとこ取りをしたビールなのかな。

私はアイルランドに行くとこれをよく飲むのですが、残念なことに日本で見かけたことがありません (T_T)

 

キルケニーと Smithwick's はどう違うの?

Smithwick's とよく似たビールがあります。エール系のキルケニー (Kilkenny) といい、日本のアイリッシュ・パブでも飲めます。

もともと Smithwick's とキルケニーは同じビールでした。1980年代から90年代にかけて、海外に Smithwick's を売るとき、 発音の簡単なキルケニーと名前を変え輸出していました。現在は、キルケニーとSmithwick's は異なる銘柄のビールとして販売されています(以上、この段落はWikipediaから)。

ですので、キルケニーはSmithwick's と比べると、泡が細かく、ちょっと甘めで、重めの飲み口です。どちらかというと、ギネス寄りです。ギネスをちょっと甘くした感じなので、私はキルケニー飲むのだったら、ギネス飲むかな~という感じです。

 

お城とビールの街 "Kilkenny" 

Smithwick's を醸造している町は、キルケニーと同じ名前の "Kilkenny" です。首都ダブリンから車で1時間30分くらいかな、お城の街としても有名で、観光におすすめの街です。

列車(電車ではないw)が通っていないので、ちょっと不便ですが、ダブリンのカスタムハウス裏のバスターミナルから長距離バスが出ていると思います(私はホストファミリーの家からよく行ってたので、間違ってたらスミマセン)。

 

この街にあるアイルランド最古のビール醸造工場では、醸造の様子が見学できるようになりました(ちなみに、ウィスキーの「世界最古」の蒸留所が北アイルランドにあり、こちらも見学できます。近くのジャイアンツ・コーズウェイなど観光も楽しい街 "Bushmills" にあります)。

www.smithwicksexperience.com

 

次のアイルランド旅行では、是非見学したいと思っています!

そして、出来立ての Smithwick's を楽しむ!

みなさんも、アイルランドへご旅行の際はぜひ "Smithwick's" お試しください~!

 

余談ですが、アイルランドの街の名前の前には " Kil " が付くことが多いです。アイルランド語で「教会」という意味です。決して危ない街ではありませんw

後半の "Kenny" はアイルランドでは一般的な苗字で、アイルランドの前の首相 Enda Kenny の苗字でもあります。

Smithwick's も同様に創業者の苗字 Smithwick に由来します。

 

よし!「お題スロット」と「ブログ5日継続」クリアです (*^^)v

参考文献

Guinness アイルランドが産んだ黒いビール:こゆるぎ次郎 小学館